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2001年

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12月

2001.12.31 Mon  明日を照らして

煌々と輝く月、そばに負けじと輝く星。東京でこんなにクリアで輝度の高い彼らを見るのは初めてだ。いよいよ2001年が終わる。2002年はどんな年にしようか。おせちの材料を買い揃えながら、人の動きを観察し、明日の行方を垣間見る。私の思いと力のありようを照らし合わせて考える。月はまだ眠らない。

2001.12.30 Sun  下手な経歴

長く同じ会社に居た人間が転職しようとするとよく言われることがある。「長く居すぎましたね」。特に大会社に10年以上勤めると、融通の利かない、キャパの狭い、発想の転換ができない、自分であれこれできない・・・つまり"使えない"人材とされるらしい。それでもリストラされたり肩を叩かれたり居づらくなったりして会社を飛び出そうと考えるとき、安易に走るのはSOHOへの道、格好良く言えば自分で何かを立ち上げることだ。しかし、ここで”何か”と言っている人が非常に多いのには閉口する。零細企業(個人)を相手にしてくれる取引先がどれほどあるというのか?どれだけ他より秀でているというのか。会社という枠を背負っているからこそついている信用なり信頼がなくなったとき、一体どこまで他所からあてにされるというのか?私は何ができるのか、どうしたいのか、そのためには何をいつまでにすべきか・・・もっと客観的に外からみる必要があるようだ。下手な経歴=負債はデフォルトにするところから始まる。

2001.12.29 Sat  言葉の定義

世の中不景気だというけれど、不景気とはどういうことを意味するのだろうか。”わたし”の給料が下がったから不景気なのか?隣のダンナが職を失ったから不景気なのか?モノが売れないから不景気なのか?街の灯りがなんとなく暗くなったから不景気なのか?こんなことを言い出したのは、猫も杓子も不景気というマジカルワードを使い、何が起きても「だって不景気だから」と自分を省みず人のせい世の中のせいにしているように思えてならないからだ。不景気という便利な言葉に踊らされ、本質を見失ってはいないか?おそらく、そういった心持ちそのものが不景気に不景気を呼び込んでいるのだろうと、推測するのだがどうだろう?

2001.12.28 Fri  自立

自分の足で自分の力で立つ、歩く、走る、止まる。いくら老人が急増するからといって、国そのものが老人化することは死を意味する。

2001.12.27 Thu  浄化作用

今夜はうちの4歳娘に泣かれた。昼間、保育園で、上のクラスのお姉ちゃんに自分が書いていた紙をとられたのがきっかけでケンカになり、詳細は不明だが、ケンカに負けたのか先生に理解してもらえなかったのかでとても悔しい思いをしたらしい。いつものように夕食時、今日の園での出来事をきいていたら突然わっと泣き出して手がつけられなくなった。とりあえずママは味方なんだからと抱いて言い聞かせ、泣きたいだけ泣かせて落ち着かせ、本を読んでやったりあやしたり・・・延々やってやっと寝付いてくれた。さっきまでのきつい顔はどこへやら、今はとてもやわらかい顔をして眠っている。涙には浄化作用があるという。泣きたいだけ泣いたらすっとした、何で泣いていたのか忘れてしまった、ということは、こと女性の場合しょっちゅうある。それで時おり男性を困らせるらしいけれど(笑)。

2001.12.26 Wed  さくらの湯

久しぶりの当たり!目新しいのを見つけるとすぐ買ってしまう入浴剤。さくらの香り・・・桜餅や桜茶を連想するとともに確信めいたものがあり、早速ぽちょんとやってみた。桜の微妙な色と香りが絶妙!これははまる。

2001.12.25 Tue  不十分

室内に多少の飾り付けをし、子供にはサンタからのプレゼントを準備、クリスマスイブを無事迎えたはずだけれど、何か物足りない。あの頃のわくわくどきどきはどこへ行ってしまったのだろう。あの頃はお決まりの行事に流されていただけだったのか。こちらが歳をとりすぎて感動しなくなったのか。今年は目新しいクリスマスソングも見当たらず、聞えてくるものといえば昔の焼き直しばかり、しかもみんなそろいもそろってへたくそ。「もういくつ寝るとお正月?」年が変わると何かが変わるだろうか?

2001.12.24 Mon  メリークリスマス

★メリークリスマス★大切な人といるきみに
★メリークリスマス★黙々と仕事しているきみに
★メリークリスマス★心が一人で泣いているきみに
クリスマスは決して恋人達だけのものじゃない
クリスマスは決して子供達だけのものじゃない
たとえ忘れていたくても みんなに等しくやってくる
だから あなたに あなたに あなたに
心をこめて ★メリークリスマス★

2001.12.23 Sun  仕事のくべかた

仕事をさっさと効率良くうまくやってもらうなら、無理言ってでも忙しそうな人にくべるのがよい。忙しい人は常に頭が回っていてネットワークもよく張り巡らされていることが多いので、たくさんある仕事の中でもうまいこと回してくれる。一方暇な人はまず頭の起動からはじめなければならないし時間があるからゆったりのんびりダラダラと考えてしまい、結局うまく仕事が進まないものだ。仕事をどんどんくべることによって忙しい人がパンクしたりダウンしてしまっては元も子もないのだが、このことは経験則としてかなり当たっていると思う。使う側から言えば、いわゆる生かさぬよう殺さぬようというやり方だ。こういったことをつきつめていくと、結局中途半端な人はだんだんいなくなり、忙しい人と暇な人とがはっきり二分されてくる。そして、不況風に煽られて暇な人は徐々に職を失うのだろう。

2001.12.22 Sat  初雪だった・・・らしい

東京では昼前に初雪が降ったとのこと。あいにく、昼過ぎまでミーティングで、終わってからふと外を覗きに行ったらすでに雨になっていて、残念ながら初雪を拝むことはできなかった。朝から天気予報で、来るぞ来るぞと予告を受け、空を見上げれば確かにこれは雪雲だと口々に言いながら・・・でも見れなかったのが悔しい。保育園に通う娘は、お昼頃見たもんねぇ!と自慢げに言うから、なおのこと悔しい(笑)。

2001.12.21 Fri  あたたかい人に恵まれあたたかい

今、心も体もぽっぽ状態です(^^;私をあたためてくれた人に感謝します。

2001.12.20 Thu  我慢の限界

忘年会シーズンになり、ようやく一部の街に活気が戻ってきているらしい。深夜に銀座などで行列をなしていた空車のタクシーはどこへやら、今やタクシー待ちが1時間など珍しくないのが最近の東京ど真ん中だという。不況だ、ボーナスが減った、小遣いが減った、いよいよ首がやばそうだ・・・とはいえ、そろそろ我慢の限界なのだろうか。一方で荒れた客も多いと聞くが、荒れ狂ったこの一年の最後にあたり、この年末はどうか平穏であってほしいと願う。

2001.12.19 Wed  どうか私に買わせてください

曲がりなりにもボーナスは手に入り、全部貯金に回すのも味気ない、何か自分にも買ってやりたい・・・と思ってあたりを見回すが、どうも食指がのびない。これ売らんかな、のDMやチラシは山のようにあるけれど、「私を買って!」と強く主張するモノが見つからない。ある意味で豊かになりすぎたのかもしれないし、贅沢な悩みには違いないのだが、まわりの人にきいてみても、同じような悩みを抱えている人が結構いる。モノが売れない時代なのではない。私の買いたいモノがないだけなのだ。

2001.12.18 Tue  ライブ

MP3やCDばかりで音楽を聴いていると、どうしてもホンモノが恋しくなり、ライブに足を運ぶ。やっぱり生がいい。下手なものは下手、上手いものは上手い。ここのところは極めてはっきりするのがライブだ。このところちょこちょこと新しいライブハウスが誕生し、ライブやりたい人口も増えてきているという。みんな多分気付き始めているのだと思う、音楽の何に本当の価値があるのか、ということを。一方で、タダでやれるストリートライブは規制がとても厳しくなってきたそうだけれど。

2001.12.17 Mon  異空間

同じ東京23区内だというのに、異次元にでも迷い込んだような感覚。区切られた敷地に足を踏み入れていいのかどうか、千と千尋の神隠しを見た後だけに、大人の私でもやや躊躇してしまう。ましてや娘はそこを見ることすら怖がった。実際そこに入ってしまえばどうということはなかったのだけれど。目白のお屋敷街にあるその一角には、知らない風が流れ、知らない空気に包まれていた。と同時に、人間のやさしさとぬくもりはどこに行っても同じだということもわかった。

2001.12.16 Sun  ネットの向こう側

この相対しているPCなりケータイのつながっているネットの向こう側に・・・そこに”あなた”が居る。”あなた”の存在、”あなた”の視線を強く感じながら、”あなた”の暖かい励ましをもらいながら、間接的に自分というものを感じる。”あなた”が居て本当にうれしい。

2001.12.15 Sat  内向きな心

寒さがつのるほど、心は内側を向いてくる。開放的な夏とはまったく逆の方向へ行く。心が心の中へのめりこむような感じさえする。かといって人工的なぬくもり、すなわち、心の上っ面だけを温める暖房嫌い。心の芯からちゃんと温まる、そんなぬくもりに飢えている。こんな日は、布団にもぐりこみ、自分のぬくもりを逃がさぬようぎゅっと抱いて眠るしかないのだろうか。

2001.12.14 Fri  ライトアップ

近隣の住宅街ではクリスマスの電飾が競い合うかのようにきらびやかだ。いつもそこを通る私の目を和ませてくれている。また普段灯りが乏しい分、防犯上も一役買っているそうだ。あと十日余り、帰り道の楽しみが続く。

2001.12.13 Thu  雪マーク

このところ、全国の天気予報には必ず雪マークがある。北海道は大雪で各種交通機関が大幅に乱れているとのニュースも流れている。雪ですでに苦労されている方々には申し訳ないのだが、ここ東京に居るとまだ雪の実感がまったくない。確かに風はとても冷たくなったが、それは単純に寒いということであって、雪そのものには直接結びつかない。ただ、今は北海道あたりにとどまっている天気予報の雪マークが、次第に本州を上から支配し、いずれはこのあたりにも時々進出してくるのだろう。

2001.12.12 Wed  誰をも傷つけないこと

書く人間にとって一番難しいこと、それは、書くことによって誰をも傷つけないこと。これを真正面から考えて書こうとすると、まったくもって筆が進まない。進んだとしても、ただの言葉の羅列しかできない。それゆえ仕方なく、私の基準は「できるだけ人を傷つけないように」というところに落ち着けている。言葉のナイフは目に見えないけれど、見えないがゆえとんでもなく深い傷を負わせてしまうこともある。その傷はやがて自分の傷に返ってくる。書くことは本当に難しい。難しいからまた書く。

2001.12.11 Tue  次の年

考えたくなくても着実にやってくる次の年。何が起こるのか何を起こすのか何が私を揺さぶるのか。不安がいっぱいわくわくいっぱい・・・とにかく生きていて良かったと思える年になることを。

2001.12.10 Mon  ぶるっとくる

今年の冬は暖かいなぁと見くびっていたら、今朝はカラダの芯からぶるっとくる風。体温を一瞬のうちに奪い去るかのごとく、冷たい風が吹き荒れ、空はピカピカの青空なのにどこにもぬくもりが感じられない。こんな日は、早く寝るに限る。

2001.12.09 Sun  12月のカレンダー

壁のあちこちに、最後の一枚が寒そうにかかっている。買い求めたものを含め、来年のカレンダーがそろそろ集まってきている。その中にいくつかは、今年の12月が一枚目となり、すぐに飾ってくださいと主張している。その強引さに負け、一つだけかけ替えてしまった。ごめんなさい、最後の一枚さん、たった8日の命だったね。

2001.12.08 Sat  中島みゆき

昨夜、彼女のコンサートへ行った。3年ぶりの再会だったが、女としても歌唱力にしてもますます磨きがかかっていて、この先恐ろしいことになりはしないかといささか心配。プロジェクトXのおかげで、従来のみゆきファンから見てとんでもない(?!)お客様も多く、こういったレベルの違うお客様相手にコンサートを開くのって、本人も言っていたが、とても難しくおもしろいものなんだろうなぁ、と、ひとごとながら思ってしまった。昨今、幅広い年代層の人に受ける歌なり歌い手が見当たらない中、彼女は希望の星である。

2001.12.07 Fri  あふれ出る瞬間

ある人は天から降りる瞬間といい、ある人はこぼれる瞬間という。それはいつやってくるかわからない。重要な会議の途中かもしれないし、誰かと会話しているときかもしれない。けれどそれがやってきたときはすぐにメモをとらなければ反芻しようにもあっという間に消えていってしまう。一句にしても、日記にしても、メロディにしても、私にとってはそれがあふれ出る瞬間がとてもいとおしく、かつ、あわただしい。一旦あふれ出すとそう簡単には止まらない。このときを逃がさんとばかりにメモ代わりのケータイand/orシグマリオンに打ち込む。ICレコーダーも持ち合わせているが、さすがに人前で不必要な声を出すわけにもいかず、何とかその場は記憶しておこうと努力はしてみるものの、もっとも消えやすいのが、残念ながら、メロディである。

2001.12.06 Thu  漠然とした恐怖感

このところ毎日ウィルス騒ぎがある。ウィルスといっても生物のウィルスではなく、悪性コンピュータプログラムとでも言うと、幾分わかりやすいだろうか。これが個々のパソコン・クライアントにメール等で進入して悪さをするわけだが、こんなウィルスを一時的であれため込むメールサーバの類は果たして大丈夫なのだろうか?ウィルスが大量に入ったサーバで、ウィルスたちが団結してなにかを起こしはしないのだろうか?その昔、メールがはやりだした頃、人々のさまざまな感情をつづったメールが山のように入っているサーバ達が、妙な感情を持ち合わせたり、人間の精神的なものを吸い込みすぎてパンクしたりしないのだろうか?とまじめに悩んだこともある。一種素人的な感覚で申し訳ないのだが、こんな漠然とした恐怖感にかられるこの頃。

2001.12.05 Wed  予想

ふと目を覚ますと、ザーっというすさまじい音。雨か?そんなバカな!迷わず窓を開けるとやはりじゃじゃぶりの雨。昨日の夜までは曇りって言ってたじゃない?降水確率10%って言ってたじゃない?嘆いていても始まらない。予想は外れるもの、外れるからまた予想する、その繰り返し。天気予報を仕事にしている人には怒られるかもしれないが、予想が全部当たるようになったら、それはそれでたまらない。ここは大自然のごく一部であり、人工プラントじゃないのだから。

2001.12.04 Tue  黒い字の日、お休みしたいよぉ

うちの代表的なカレンダーには、黒字の日、赤字の日、青字の日がある。それぞれ、平日、日曜祝日、土曜日を意味しているのだが、うちの娘はこれを行動の基準としている。つまり、青と赤の日は保育園お休み&パパママもお仕事お休み、すべてそこがターゲット。しかし・・・12月に入ってから、黒字の日、お休みしたい!と素直な(?)気持ちを言ってはばからない。今のところ、次の連休まで辛抱辛抱と言い聞かせているのだが、本当のところ少し疲れているのかもしれない。それは大人も同じだけれど。

2001.12.03 Mon  痛いよぉ(・_・、)口内炎

たまにできても気にしないようにしていたのだけど、今回のはちょっと・・・熱いものが少しでも触れると、ダメェーーー!オイ、ヤメテクレーーー!と粘膜が悲鳴をあげる。チョコラBBが効けばいいのだけど、だからといって飲み食いを抑制できないところが、さらに悩ましい(笑)。

2001.12.02 Sun  千と千尋の神隠し

またもや泣かされてしまった。近所の映画館でまだ千と千尋・・・を上映していることを知り、今さらながら、娘に手を引かれ、いや、娘の手を引き初めて見た。ストーリーは理解しているし世のうわさもおよそ見聞きしていたのでまさかとは思ったが、その期待をはるかに裏切る構成、泣かせどころ、考えさせどころ、おとしどころなど、非常に綿密にできていた。子供の前だ、冷静に、冷静に、と思っていたのに、とうとう途中から涙が止まらなくなって、上映が終わってもすぐ立てなかった。詳細は別の機会に書くつもりだが、何度でも見たい、そのたびに違った感動が押し寄せてきそうな気がする映画であった。

2001.12.01 Sat  心の乾燥注意報

季節柄、とても乾燥した状態が続いている。湿度が低くなると喉がやられ風邪をひきやすい。常に潤いを持たせておかないと簡単に傷ついてしまうらしい。それでも喉は水分と喉飴でなんとかやりすごすことができる。問題は心の乾燥だ。かさついた心は自らを掻きむしり他者を傷つける。外気とともに心の乾燥注意報も同時発令中。

11月

2001.11.30 Fri  月曇り

「夜は雨」との予報が外れ、月が煌々と輝いている・・・と思いきや、一気に涙目の月になってしまった。「雨が降るよ。」と子供に手をひかれ、帰り路を急ぐ。「でも雨の匂いがしないから慌てなくても大丈夫。」「うーん、でも、お花さんがお水ほしいって言っているから降るよ、きっと。」そうこうしているうちにも、月はその輪郭をどんどん曖昧にしていく。「月が見えなくなったらきっと雨だよね?」外を見る。月は居ない。雨は降っていない。

2001.11.29 Thu  谷・谷・谷

そういえば喪中だった。うちのの祖母が今年二人とも亡くなった。年末にかけて当然ながら喪中のハガキを用意し早く出さなければならない。なのに、それがピンとこなくて今ドタバタしている。私自身の下肢静脈瘤手術やポリープ摘出、上記の重なる不幸等、今年は谷ばかり続いて山が見えてこない。この分はきっと来年取り戻してやる。

2001.11.28 Wed  別世界

ウォークマンで音楽をきいていると、ときどきワープしてしまうことがある。自分だけが現実の世界から切り離されどこか違う世界へ紛れ込んでしまったような感覚。その時は一人何とも言えないいい気持ちに浸れるのだが、ふと我に返ったとき、元の世界に戻ったとき、妙な気恥ずかしさを感じてしまう。時と場所を選ばないと今に大恥をかくのではないか、という危惧もある。けれど、やっぱりやめられない、この快感。

2001.11.27 Tue  コートと手袋

「ポケットに手を突っ込むようになったらコートの季節だね。」確かに、スーツのポケットに手を突っ込んで歩くのは間違っても格好いいとはいえない。これがコートに手を入れているとなるとサマになるんだなぁ。品のいい手袋をさりげなくはめ、寒さの中を颯爽と歩いていればもっといい!長年サラリーマンしていると、どうしてもそんなところに目が行ってしまう。

2001.11.26 Mon  本

手にとってじっくり選ぶ時間がなくて、目についたものをささっとまとめ買いすることが多くなった。本には申し訳ないが外れもかなりある。一応消費に貢献している、ということで許してくれるかなぁ。

2001.11.25 Sun  ショータイム

しなりしなり、ほろりほろり、ふわりふわり、はらりはらり・・・おだやかな風に揺られた木の葉が、次々と宙を降り地面に着地してゆく。突き刺す光に煽られて我も我もと黄に赤に染めた身をよじり、木を離れてゆく。落ちた葉は、あっちうろうろ、こっちうろうろ、気まぐれな風にもてあそばれている。紅葉の見頃は今がピークで観光地はかなり混雑しているそうだが、街の中にも見事なショータイムがある。

2001.11.24 Sat  宗教

ファーストフード店で宗教を熱く語るやつがいる。いや、語るというより洗脳しているという方が正しそうだ。それも大学生ぐらいの年代、とくに怪しげな雰囲気もなく、黙っていればかなりもてそうな好青年が1,2人を相手にそれをやっているのを、しばしば目にする。聴く方も見事に雰囲気に呑まれているのか、そのつもりでそこにいるのか、眼差しは真剣である。あたりの迷惑顧みず、大きな声でガンガン語る。宗教をやるなとは言えないが、こと迷惑という観点から見ると、キャッキャと話している中高生の方がよっぽどマシだと思う。おれたちはすごいんだ、おまえらとは違うんだ、という妙ちくりんな凄味で一角を占拠しまわりを圧倒するのも宗教だとしたら・・・冗談じゃない。

2001.11.23 Fri  3連休

今日から3連休。今年はこれで何回目だろう。祝日をずらすことによって3連休を増やす、という政策もあいまって、3連休が珍しくなくなった。これが2日だと、1日は前週分の休養、1日は翌週の準備、という頭でついつい行動が抑制され気味なのだが、3日だとこれに一日まるまる余裕があって何かちょっとしてみる気になる。遠出まではいかないけれど、せっかくのお休み、大事にすごしたい。

2001.11.22 Thu  背中

背中は語る。生きるスタンス、生きるベクトル、そして今の気の持ちよう。しゃんとしている人がとても少なくなり、これも時代背景かなと悲しく思う。頼もしい背中を求めて今日も通勤電車より。

2001.11.21 Wed  生きる面積

細く長くか、太く短くか。恋愛について、仕事についていつも一番に考えるのがこれである。思いっきりやるだけのことをやって後は野となれ山となれ、と思った時期もあったが、今は・・・子を持つと変わることを痛感。

2001.11.20 Tue  ほんのささいなことだけど

あの人が振り向いた。こっちを少しは気にしてくれているみたい。私の視界にたびたび入るあの人の姿。あ、笑った・・・他人から見ればどうでもいいことがとてもうれしく思える。ほんのささいなことだけど・・・いくつになっても恋は恋。

2001.11.19 Mon  GOD BLESS AMERICA

タイトル名のCDを買って聴いた。FOR THE BENEFIT OF THE TWIN TOWERS FUNDという帯がついている。半分は知っている曲だが、ベクトルを合わせてかき集められたさまざまな歌い手の曲をアルバムとして聴いていると、アメリカが大群になって押し寄せてくる感覚に襲われる。決して、不快になるどころか、勢いに飲まれていく快感に近いものがある。アメリカという国の原動力はこういうところにもあるのかもしれない。日本で万が一あんな事が起こったら・・・同じようなパワーは生み出せないだろう、という予感だけはある。

2001.11.18 Sun  寝るのにもエネルギー

歳をとるとなぜ朝早く目が覚めるのか?という質問に、寝るのにもエネルギーがいるからさ、というまさに逆転の発想があるらしい。この説によれば、寝入るにも、寝つづけるにもそれ相応のエネルギーが要るらしく、それがないと、寝付けないわ、早々に目が覚めるわで、まさにお年よりの世界まっしぐららしい。いつでもどこでもぐっすり寝れる、これは若さの、ひいてはエネルギーのある証拠らしい。私はまだまだ大丈夫?!

2001.11.17 Sat  そわそわする季節

もうすぐクリスマスだ、大掃除だ、年賀状は・・・と、気分的に落ち着かない。あたりの紅葉もそっちのけで一気に年末を迎えてしまいそう。どうももったいないような気がするのだけど。

2001.11.16 Fri  消防訓練

昨日の午後会社の入っているビルで消防訓練があり、私は27Fのオフィスから1Fまでを非常階段で降りた。実は前にも一度駆け下りたことがあったのだが、今回は比較的のんびり、というより、途中人が詰まってしまって思うように身動きとれず、結局15分かかってノロノロタラタラ降りることとなった。実際の場面ではもっと混乱が予想されるだろう。ケガ人は居るは、煙は充満するは、救助隊の人の逆流はあるはで、パニックになるんだろうなぁというところまでは、容易に想像がつく。そんなとき、みんなどこまで冷静に物事を判断できるのだろうか。自分だけは助かりたい、と本能的に行動してしまうのだろうか。あのNYの惨事をみなそれぞれに思い浮かべながら、訓練は滞りなく終了した。

2001.11.15 Thu  あふれるエネルギー

人間の、はけ口のないエネルギーは、何処へ向かうのだろう。きっと、ため込むとストレスになるし、下手に外部に放出するのは危険だ。ここ東京にはそんなエネルギーがあふれかえっているようだ。

2001.11.14 Wed  そんな夢なら

このところ明け方に見る夢があまりにリアルで、目覚めたときに非常に困惑してしまう。かといって物事夢の通り運ぶわけでなく、夢見た内容は私の理想とも違う。貴重な睡眠時間、そんな夢に占領されてはたまらない。

2001.11.13 Tue  恋=差別

誰かに恋をするということは、正当なるえこひいきをすること、正々堂々と他と差別することだと思う。その人がなんだかとてもすてきに思える、他の人がかすんでしまう、そんな経験は誰しもあるだろう。ところが、恋のほとぼりが冷めてくると、何だ大したことなかったんだ、人並みだったんだ、という風に差別感が薄れてくる。下手をすると、恋していた分、人並みどころか人並み以下へ落ち込んでしまうかもしれない。怖い怖い、でも、恋ってやっぱり楽しい。

2001.11.12 Mon  ひとりになりたいとき

自分の時間が制約されているときほど、ひとりになりたいときが来る。何もかもほっぽりだしてひとり好きな空間に身を置きたい・・・そんな衝動に駆られたことが何度もある。これが一種の逃避思考だとわかってはいても、そんな贅沢を時々与えてやらないと、花も根っこも枯れてしまいそうだ。

2001.11.11 Sun  ネットで初注文

うちの4歳娘が今日ネットではじめて物品購入を行った。通販のカタログでほしいものを事前にチェックしておいて、自分のパソコンを起動。インターネットブラウザのURLをポツポツ入れて注文のページへ。チェックしたカタログを見ながら(私がひとつひとつ読み上げながら)次々と注文内容を入れていく。在庫があるのを確認し、私のクレジットカード番号等を入れて注文完了。1週間後ぐらいに「ピンポーン、宅急便で~す」で家に届くことを教えると、とても不思議そうに「なんで?」を繰り返す。これで買い物をした気分にはなかなかなれないようだ。でも、カードでの支払い方法があること、わざわざお店に出向かなくてもほしいものを見つければ簡単に買えること、など、根気よく質問に答えてやることで着実に理解してきているようだ。4歳というのは確かに少し早すぎるかもしれないけれど、次世代はきっとこういったことが当たり前になるんだろうな。

2001.11.10 Sat  夢で逢えたら

その昔、好きな人を思いつづければ、きっと夢に出てきてくれる、と信じていた頃がある。しかし、実際には、思いが弱いのか、プレッシャーを感じるのか、ちっとも出てきてくれず、もういいや!と思ったり、その恋が終わってからひょっこり顔を出してくれるから始末が悪い。夢をコントロールできたら・・・それはそれで怖いかもしれないけれど。

2001.11.09 Fri  体の悲鳴

このところの天候の変化にはついて行けない。でも弱音ばかりを吐いていると体調を壊してしまいそうなので、あらかじめ予想を立て心身ともに事前準備をしておく。これによりかろうじて風邪ひきからのがれているのが現状。あ、喉が痛い、と思ったら欠かさずうがい、のどあめ。あ、頭がちょっと痛いなぁ、ぶるっときた・・なんて時には多少思い残しの仕事があってもまず暖かくして寝る。ごく当たり前のことだけどともすると後回しになってしまう。けれどこの冬は無事に乗り越えたい。ただし、体がお願い休んでくれ~と悲鳴をあげたら仕方ない、休ませてあげよう。体の要求に歯向かっていいことなんて何もないのだから。

2001.11.08 Thu  半数が50歳以上

今年、日本の女性の半数が50歳以上になり、男性は来年らしい。平均寿命が伸びて少子化が進んでいるのだから不思議はないはずなのに、あたりを見回して半分以上が50以上だと、想像するだけでぞっとするのは私だけか?

2001.11.07 Wed  スキーより温泉

冬が苦手だと言うと、決まって、スキーはしないのか?と訊かれる。子供の頃やったことはある。小さなスキー場で初めてながら父親にリフトで上まで連れて行かれ、みようみまねで半べそかきながら滑ったことがある。ちゃんとイロハから教えてもらった記憶もある。格好良く、とまではいかなかったけど、それなりに転ばずには滑れるところまでは行った(今は怪しい)。けれど、なぜかあれを楽しいとは一度も思えなかった。どうにもうまく説明できないのだけど、それより雪でも見ながらのんびり温泉にでもつかる方がいいなぁと子供ながらに思ったのが今まで続いている。

2001.11.06 Tue  STEP BY STEP

一雨毎に近づく冬の足音。寒さが苦手の私には辛くて長い季節が肌身にしみてくる。せめて心だけはぬくもりがありますように。

2001.11.05 Mon  色づいて

緑の葉っぱが勢いよく茂っていたのがまぼろしであったかのように、黄色から赤に、そして散りゆく彼ら。次の季節にまた緑の姿を見せるための小休止に入る。なぜか交差点の信号待ちの気分と似ている。

2001.11.04 Sun  悲しいほどお天気

ユーミンの曲を思い出すほどの天気だ。昨夜の激しい雨からは想像できないほど遠くまで澄み切った青。たまった洗濯物を一気に洗ってまぶしい光にさらした朝一番。

2001.11.03 Sat  熱を生み出すパワーが怖い

先日娘が夜に熱を出し、久しぶりのことで少し慌てた。幸い翌朝はケロッとしていてこちらも仕事を休んで付き合う必要がなく助かった。その数日後、彼女は言った。「もっともっとママと遊びたいし、一緒にいたいから、あの日はお熱が出たんだよ、わかる、ママ?」毎日朝から晩まで保育園に居る4歳の彼女。まんざら嘘とも思えないこの一言に背筋がぞっとした。

2001.11.02 Fri  子供-たくさんの夢=大人

あえて解説することもないのだが、子供の頃どれだけ多くのゆめを大きく膨らませてきたかがキーだと思う。そういう子供に育てたいものだ。

2001.11.01 Thu  選択肢

女性の人生には男性より多くの選択肢がある。結婚、妊娠、出産、育児・・・もちろんその中のいくつかは男性も共有できるけれど、女性にはその場面ごとに必ずといって言いほど選択肢がある。いや、厳密には、選ばざるを得ない状況に出くわす。今まで一つとして間違った選択はしていない、過去を正当化しなければ、信じなければ生きていけない。第二章、第三章が始まる、終わる。たくさんの人生をすごすことができること、それを幸せだと思えば女性は生きていけるようだ、決して楽なことではないけれど。

10月

2001.10.31 Wed  子供の記憶力

娘にそそのかされて、トランプで神経衰弱(同じ札合わせ)をやった。4歳の彼女は一つのミスもなくさっさとカードを合わせて取ってゆく。私も決して不得意なゲームじゃないのだが、とてもとても太刀打ちできない。何でこの私が子供に負けなければいけないのか?ああ、ショック!後で冷静になって考えてみれば、この頃の子供の記憶力はとんでもないはずだし、またそうでなければ困る時期でもある。それに勝とうとする方が間違っている。けれど、やっぱり・・・。

2001.10.30 Tue  濃いお茶

夜の眠気対策として、今私に一番効果的なのは熱くて濃いお茶である。少し前まではやたらコーヒーを飲んでいたのだが、免疫がついたのかさっぱり効果が出ず、胃を壊しそうだった。それに代わるのがこのお茶である。幸い、この手のものを飲んだからといって眠れなくなる苦労はしたことがなく、あくまで数十分から1時間程度の目覚ましに過ぎないのだが、これが私の夜の貴重な時間を生み出してくれる。

2001.10.29 Mon  リニューアル

近所のスーパーで売場の改装とそれに伴う前後のセールスが花盛り。で、蓋を開けてみればどこが変わったのかじっくり観察しないとわからない程度。リニューアルは客を呼び込む常套手段だが客を失望させてはいけない。

2001.10.28 Sun  おんなじような歌ばかり

ここんとこ、日本のカウントダウンを賑わす曲が、似たり寄ったりで、正直うんざり。どうしてみんなみんなこうなの?秋だからってみんなそっくりおんなじパターンにはまるわけ?どれもこれもどこかで聞いたことのあるモチーフだったりアレンジだったりで、これは!というのがないじゃない?こんなのばっかりやってたら、リスナーがますます離れていってしまうよ・・・余計なお世話だと思いつつも、つい、怒りが爆発してしまう。作り手の血がめらめら燃え上がる瞬間。

2001.10.27 Sat  人恋しくて

誰でもいいわけじゃないけど、無性に人恋しくなるのは暮れ行く季節のせいか?そういえば、夏は元気な恋、春はそわそわの恋、冬はぬくもりを貪る恋が欲しくなる。秋はやっぱり切ない恋。恋候補募集中(笑)。

2001.10.26 Fri  傷つくことを恐れるあまり

リセットがはやっているようだ。追い詰められて、袋小路にはまって、すべてなかったことにしたくなるその気持ち、わからなくはない。確かに手っ取り早く楽にはなれるだろうけど、一人逃げるのは身勝手かもしれない。

2001.10.25 Thu  another stage

純粋に、素直に、まっすぐに生きていきたい。けれど、それだけでは物足らない、一見幸せだけど何か物足りない、もうひとつの自分があっていいはずだ、もう一人の私が居てもいいはずだと思うこと・・・それは不純でもなければ精神分裂でもない。世間には、真正面からの風ばかりではなく横風もいっぱい吹いている。こけそうになっても倒れないこと、生き抜いて行くこと、そのためには何が必要か?それが例えばanother stageであってもいいと思っている。

2001.10.24 Wed  口から生まれて

起きている間はとにかくけたたましい。よく通る声で次から次へと話題を変えてしゃべりまくる。きいてくれてないとわかると拗ねる、ごねる。それでも放っておくと泣き出す・・・と、正直始末に終えないときがある。けれど、このけたたましさがなくなったら困る。体調が悪いのだ。何はともあれ元気が一番だと思う昨日今日。

2001.10.23 Tue  乗換駅

東京の地下鉄路線図を見るとすべての駅を巡りたい衝動にかられる。乗換のポイントがいくつもあって、最短だとこっち、未知のルートならこっち、という風に選択肢がある。まるで東京で生きる道を選ぶかのごとく。

2001.10.22 Mon  ないものねだり

一般に、子供は大人になりたいらしい。子供だからという理由の制限が取っ払われ、未知なる体験が数多く待ち受ける・・・そんな期待に胸膨らませ、大きくなるのが健全なのだそうだ。一方、大人になってしまうと、子供の時代はよかった、あの日に帰りたい、なんの縛りもなく大した責任も負わず自由な発想が許される、子供時代を、とてもいとおしく思うものらしい。なつかしい過去の体験をトレースし、できれば少し軌道修正して今をより良い方向に導きたい。実際には、この時空間を行き来することはまだ不可能だけれど、映画の世界にはこの手の話がいくつかある。楽しい未来が開けることを、心から願いながら一歩ずつ年をとるわたしたち。

2001.10.21 Sun  急冷乾燥注意報

肌も喉もガッサガサ・・・空はすっきり晴れて気持ちいいはずなのに、辛いなぁ、この乾燥感。気温もぐいと冷え込んで、今朝などお世話になっているクリニックは超満員の様子。用心用心、風邪には用心。

2001.10.20 Sat  すっきりきれいな街の理由

仙台に行った。駅を降りてすんなり外に出ると、さっと視界が開けた。駅の2Fがそのまま外にぐーんと続き、コンコースと歩道橋が一体化している。そこから1Fに降りるとバスターミナル、そして、ごく普通の道がある。この街はなんだかとてもすっきりこざっぱりしている。碁盤の目だけが理由なのだろうか?でも・・・その一番の理由を地元の方に教えていただいた。放置自転車がないのだ。地下に設けられた大きな駐輪場に整然と並んでいる自転車を見て、なるほどと思った。私の知っている東京や京都、大阪では決して見ることができない”きれいな街”に出会った。

2001.10.19 Fri  冷たい空気

雨上がり。冷たい空気の漂う夜。ぴーんと張り詰めたものが氷の欠片になって崩れそうな予感。いつまでも半袖のパジャマを着ている場合じゃないんだなぁ・・・と思いつつも、そのままずずずっと布団に潜り込む、幸せのぬくもり。

2001.10.18 Thu  タクシー

私にとってタクシーは時間を買うツールであることが多い。物理的な時間に制約が有る以上ある程度の出費はやむおえないと思っている。けれど、そのひとときを心地よく過ごせるかどうかはドライバー次第である。

2001.10.17 Wed  同情してどうする?悪いものは悪い!

昨日書いた事件のその後だが、何でも塾の経営が思わしくなく金策に困って・・・というのが容疑者の動機だと報道されている。そうそう、少子化で子供対象の塾って経営大変なんだってねぇ、わかるわかるよその気持ち・・・と同情を誘うのはいただけない。実際そのような記事が事実に併せて掲載されており、それによって読み手が、起こした罪より同情に流れてしまいそうで怖い。金に困ったから強盗していいのか?身代金誘拐をしていいのか?マスメディアには、どうか観点をずらさないでいただきたい。

2001.10.16 Tue  あまりにも身近すぎる出来事

近所の小学校に通う一年生の誘拐事件。結果、彼は無事保護され、犯人は今朝捕まったらしい。彼が解放されたというときわ台駅には、今日も子供が溢れている。ロータリーには次々と送迎の車が到着する。

2001.10.15 Mon  夕暮れ

陽の落ちるのがどんどん早くなる。赤味がみるみるうちに紫からグレイ、墨色に変わる。あたりは急に冷え込みみな家路を急ぐ。まるで迫り来る闇に呑み込まれるのを恐れるかの如く家に逃げ込んで行く。短い秋の夕暮れはそうやって過ぎてゆく。

2001.10.14 Sun  人間の中にあるタマゴ

婦人科にて超音波検査を受けたときのこと。卵巣の中に小さくてまるいタマゴがいくつも映っていることに感激してしまった。生まれ落ちるときにはすでにタマゴなどという殻をかぶっているわけでなく、そんな形跡も見当たらないのだが、それでも最初はやはりタマゴなんだ。女性の体はこのタマゴを常に鮮度の良い状態に保つために毎月排卵する。それは生活する上でとても面倒なことだけど、そんな生態の仕組みにちょっぴりいとおしさを感じた一幕。

2001.10.13 Sat  まぶしい朝

朝、やたらまぶしくて目が覚める。「せっかくのお休みなんだからさぁ~、ゆっくり寝かせてよぉ~」と、太陽に言っても始まらない、今日も健康的な一日の始まり。前の公園では、早くから子供の元気な声が走り回っている。これを”平和”と呼ばずして何というのか。

2001.10.12 Fri  怖いもの

消防車のサイレンを耳にすると、自分が火事の真っ只中にいるような気がして怖くなる。救急車のサイレンを耳にすると、自分が怪我をして担架に乗せられ病院に担ぎ込まれる気がして寒気が走る。雷が鳴れば、それがあたかも自分の頭上に落ちたかのように体がびくっとしてしまう・・・子供の頃からこの手のものがダメだった。まったく関係がないはずなのに、自分がすぐ当事者になってしまう困った精神状態、これって異常なことなのか?とまじめに悩んだ時期もあった。今は一応大人なので表向き平静を装うことができるが、内心決して穏やかではない。さて今の子供にとって一番怖いものは何だろう?案外”もの”ではなくまわりに居る知らない人間なのかもしれないなぁと予想するが、さてどうだろう?

2001.10.11 Thu  昨日、10月10日

通常出勤日10月10日。日付を見るたび書き込むたび、とても違和感のある一日であった。かつて10月10日は体育の日という国民の休日であり、多くの地域で地域ぐるみの運動会が行われてきた。この日が、連休促進のため「10月の祝日は10日」ということに意味がなくなり、その分の休みはもう先週末に終わってしまっている。これから毎年祝日の日がずれてゆき、おそらく10月10日が体育の日であったなどとは誰も思い出さなくなるのだろう。けれど、カレンダーには何か目印だけでも残しておいてあげたいような気がする。

2001.10.10 Wed  思わぬ相手からの挨拶

はろーはろー。えっ?誰?まさか、カ、カラス?はろーはろー。や、やっぱりカラスだ。で、でも、あほーあほーはよくきくけど、カラスに挨拶されるとは!それにしても見事な発音だ。君は一体どこでそれ覚えたんだい?

2001.10.09 Tue  始まったらしい

まだまだ遠くの出来事なのかもしれない。実感が湧かない。すぐそこに火の手が上がればもう少し現実感があるのだろうか。テロに対する報復と題した攻撃が始まったとの報道を目にした耳にした。誰も驚かないシナリオ。それぐらいはさも当然という空気。あれだけ派手にやられたのだから、だまってこのまま終わるはずもなく、さりとて世間の反感を買うようなこともできず、如何に大衆を味方につけ文句を言わせないようにするか、という意味では、相当の情報戦であり神経戦でもある。自衛隊の大移動によるトラックなど多くを目にする。巡回ヘリが空をブンブン言っている。でも、私には実感がない。どんなに求められても、今の私には自分の意見をきっちりまとめて述べることができない。

2001.10.08 Mon  峠

山へんに上下と書いて峠。登りと下りの交替するところ。体感的にもわかりやすい字である。が、それって山のてっぺんとどう違うのかと娘に言い返された。一緒と言えば一緒だが、違うとすれば・・・うーん、面倒だ。

2001.10.07 Sun  夕陽

高速道路を約450km。東京から京都へ向かう途中、目の前にあふれんばかりの夕陽が現れた。薄暗くなったあたり一面をそっと包みながら、地平に落ちてゆく。立ち込めた雲は神秘的な色と模様を見せてくれる。これも一種のめぐり合わせなのだろう、二度とない景色との。

2001.10.06 Sat  あ・うんの呼吸

話していてうまくテンンポが合い話のはずむ人、どうもぎこちなくてお互い話そうとするとタイミングがぶつかったりして譲り合う羽目になる人、間合いがとれず一人芝居におちいる人・・・相性もあるしその時々で状況は少しずつ異なるだろうけど、最初からうまくいく人とはずっとうまくいくし、最初ずっこけるとのちのちまでひきずることが多い。人はそれぞれ固有のリズム、テンポ、もっと端的にいうと、固有振動数をもっているように思う。少しずつ時間差攻撃などでズレをカバーしたり寛容な心でもって隙間を埋めることはできるけれど、いきなりスコーンとハマッたならこれに勝るものはない。黙っていても、特別努力しなくても、あ・うんの呼吸で会話が成り立つこと・・・これほど気持ちのいいものはない。

2001.10.05 Fri  出会い

人との出会い、モノとの出会い、コトとの出会い・・・さまざまな出会いが私をチクチク刺激する。出会いとそれまで蓄積していたものがうまく有機結合するととても楽しいことが起こる。妙な結合をすると不協和音を生じる。そのスリルと快感がやめられなくて毎日毎日積極的に”出会い”を繰り返す。これが私の生きていることの証なのかもしれない。

2001.10.04 Thu  消費する時間の法則

早く経ってしまえばいい、と思えるのはどんな時?時間がここで止まればいいのに、と思えるのは?大切な人と過ごす時?こういった時間に価格を付けて時系列のグラフにしてみると、思わぬことが見えてくるから面白い。

2001.10.03 Wed  街灯より明るい

完全円ではないけれど、照りつける月とはこのことか?ぼんやりとした月になれている者にとって、これは新鮮だった。そういえば、母の自転車の後ろに子が叫んでいた。「ママ、宇宙が見えるよ、宇宙だよ、あれ!」

2001.10.02 Tue  掘り出し物

このところポンポンヒットしている。自宅がいわゆるブロードバンド環境(といってもCATVのネットなので公称ダウンロード1.5M、実質はその半分ぐらい)になってから、動画や音楽を紐解くことが苦でなくなった。動画に関してはビデオやDVDの画像になれているせいかなかなかピンと来ないけど、こと音楽については、かなりいいものにめぐり合えるようになってきた。聴いたら思わずコメントしたくなるようなインスト、ほろっとくるメロディや歌詞の数々・・・ついつい夜更かしが続いてしまう。作家魂が感化されて思わず自分も作ってしまったり。こんな楽しみ、自分だけじゃもったいない?!

2001.10.01 Mon  Qちゃんに思わず・・・

Qちゃんこと女子マラソンランナー高橋選手がベルリンマラソンで独走していることはちらちらとTVやWebを覗いて知っていた。記録はともかくフィニッシュだけは・・・と家族に無理言ってTVを独占。世界記録を破りそうだ、でも、あのQちゃんにいつもの笑顔がない、苦しそうだ、ああ、あともう少しなのに、うぅぅ・・・やったぁ!とともにボロボロボロ・・・なんで私が泣かなあかんねん?と思いつつ、止まらない、ああ、ハンカチ、ハンカチ・・・。娘は、私が泣いているのを見てびっくりして泣き出す始末(^^;感極まって泣く、ということを教えるのはまだまだ先だろうなぁ。

9月

2001.09.30 Sun  長島さん

昨日は、根っからのジャイアンツファンとして、長島監督の引退を受け止めた。何考えてんねん?という采配や迷言も数知れず、けれど、どれもこれも絵になり形になるところがすごい!と思い、いつも陰では応援していた。今はただお疲れさまと言うべきか。心配なのは今後のジャイアンツ、ひいては日本のプロ野球。星野さん、仰木さんも今シーズン限り、来年の顔ぶれを見るにみないわゆる優等生ばかり。時代の流れと言えばそれまでだが、何だかさびしい限りである。

2001.09.29 Sat  100字

ここ数日100字日記が続いた。お気づきの方もいらっしゃるかと思うが、実はこの日記、PC上で書くときは1000字まで許されているのだがi-modeで書くときには100字の制限がある。当初は100字で何がかけるのかだいぶ試行錯誤したのだが、今はさほどでもない。ケータイとPCとどちらで見られることが多いかといえばケータイに軍配があがる現状では、短い方がいいかな?とも思っている。あぁ、今日は長くなってしまった(笑)。

2001.09.28 Fri  同窓会の写真

この夏、中学校時代の同窓会。記念写真が届いた。二十年ぶりに再開したあの顔この顔・・・写真はあの頃に立ち返るきっかけと現実を目の前につきつける。ずっと心の奥に隠していた思いをあっさり打ち砕きながら。

2001.09.27 Thu  小学生オバタリアン

さほど混んでいない電車。わさわさと乗り込む制服姿の小学生。左右の座席をちらちらと見て、あるかないかの隙間にランドセルをぐいぐい押し込む。隣の太ももに半分乗っていることも気にならないらしく、平然と座る。

2001.09.26 Wed  書く理由

飯島愛さんのプラトニック・セックスを読んだ。親として子として女として・・・とても興味深く一気読み、爆発的に売れた理由も分かる気がする。でも、書くことによって彼女は金銭以外の何を得、何を失ったのだろう?

2001.09.25 Tue  ワン・モア・デイ

日曜日の終わり、ああ、明日もお休みだ!と思うと、心身共に余裕が出てきてどうしようもないぐらい嬉しかった。特に何をするでもない三連休、追いまくられる日常の疲れを幾分かは癒せたかな?

2001.09.24 Mon  今ごろになって・・・

もうとっくにシーズンは終わっている。ファンのほとんどがそう思っているに違いない。勝つに越したことはないけど、今ごろになって・・・ジャイアンツの連勝とは、皮肉としか言いようがない。優勝の望みが消えてないなんてすごいじゃないか?と他球団を応援する友人は言うけれど、今さら優勝云々といわれてもピンと来ない。冷めたスープにお湯を注いでいるようなもの、おいしくなくって飲めやしない。万が一優勝しても盛り上がれないなぁ、多分。

2001.09.23 Sun  吹っ切れた空

異常にまぶしい。抜けるような青い空。冷たく肌を貫く風。昨日までのうじうじした雲はどこへ行ってしまったのか。空が変わった。

2001.09.22 Sat  手のひら

どうも熱っぽい。くらくらする。そんなときはまず自分の手のひらをおでこに当ててみる。う~ん、なんだかちょっと、というときには体温計で正式にはかってみる。ああ、やっぱりね、という数字にほっとしたり急に気が抜けたり・・・。娘の元気がないときは、まずおでこに手をやってみる。4年ほど親業をやってきて、ようやくこれで熱のありなし判断ができるようになってきた。やばそうなときには体温計のお世話になるが、それを見なくても数字はおよそ言い当てられる。一方手をあてられると娘も幾分安心するらしく、普段でもおでこみてみて!と寄って来る。ハンドパワーとまではいかないけれど、それで小さな平和が訪れるなら幸せなことだ。

2001.09.21 Fri  アクセサリー感覚 その2

昨日はケータイのコンテンツが安いアクセサリー感覚だと書いたけれど、最近、こと男女関係においても、この感覚が蔓延してきているように思えてならない。気に入った人が居れば気軽にゲット、お金がかかるかどうかはともかくとして、軽い気分でくっついたりはなれたり、イヤになったらやめればいい、ポイしても惜しくない、未練たらたらなんていつの時代の話???うーん、人間関係にこの感覚はどうもいただけません、「もう、おばさんなんだから・・・」と言われてもね。

2001.09.20 Thu  アクセサリー感覚 その1

ケータイのコンテンツで売れているものは、相変わらず着メロ&着画面だそうだ。その理由を想像すると、だいたい次のようなものだろうか?気に入ったのがあったら気軽にゲットできる、大してお金のかからない(チャリリン感覚)、軽い気分で着け外しできる、イヤになったらやめればいい、ポイしても惜しくない、・・・とても共感できるものがある反面、こんなのばかり追いかけてたらむなしくないかなぁという疑問もふつふつ。人間が古いかな?

2001.09.19 Wed  爆弾騒ぎ

9/18午後3時少し前、夫よりtel。「ただいま避難中、爆弾騒ぎで・・・」とのこと。結局、爆弾らしきものは見つからなかったとして約2時間後オフィスに戻りてんやわんやだったらしい。米国外資系金融機関勤めなので、すでにそれなりに今回のテロ事件関連の影響を受けているが、こういった”もどき”犯もこうやってでてきてしまうんだろうな。何はともあれ無事なのが一番だけどね。

2001.09.18 Tue  賛同者が増えてからでは遅すぎる

はやりもの、時代の先端モノをとりあげようとする。新しいものはわからないものだからこそ、一般的に、反対は多く賛成は少ない。動きの鈍い企業はここで立ち止まる。動きの鋭い企業、身軽な企業は、賛成者が少なくともここぞという時にはGOサインを出す。失敗も多いだろうが当たると大きい。誰かの成功を見てから、賛成側にまわってコトをはじめても遅い。先んずるものが居る以上、苦戦を強いられることは間違いない。もし、新しいことをやって成功したければ、反対者が多くとも突っ走る勇気と決断が必要。かかる責任を逃れていては、何も始まらない。

2001.09.17 Mon  これからの時代

オバサンたちの嫌な行動や言動に出くわすことが多くなった。自分たちさえ良ければ、何もかも我が物顔で・・・娘の眼にも異様に映るらしく、黙っている大人の代弁よろしく非難の声をあげる。こちらは思わず苦笑する。

2001.09.16 Sun  シーズンオフ

冬は一大スキー場となる上越国際に来ている。多少の客はいるものの、おおむね静か。次のシーズンまでの準備期間もしくは骨休めか。やや退屈な時間、物悲しささえ感じるが、たまにはいいなあと思いながらの二日間。

2001.09.15 Sat  誕生日

親として大失敗してしまった。テレビには度重なる悲劇の映像。「あれは何?」「本物なの?」「ビル燃えてるんだけど火事なの?」「あそこに人は居たの?」「みんな逃げられたの?」「怪我してるよあの人、大丈夫かなぁ?」・・・余裕をなくしていた私は、子の投げかける質問に、冷静を装ってできるだけ言葉を選びながら事の顛末を説明した。しかし、それにしても、あまりに刺激が強すぎたようだ。あの映像を目にするたびに目を伏せ「チャンネルを変えてくれ」と叫ぶ。当たり前の反応。しかし、かといって、「あれは映画だよ、作り物なんだよ」という嘘はついてはいけないとも思うのだが・・・9月14日、娘は4歳になった。

2001.09.14 Fri  何を信じるか?

次々と容疑者が挙がる。証拠らしきものが固まっていく。ただし、これは、報道されている情報での話。ここまで用意周到で綿密な計画を立てておいて、おいそれとしっぽがつかめるはずがない。考えすぎだろうか?

2001/09/13 Thu  寒気

何という偶然だろう。昨日この日記にて飛行機が妙に目立って云々と書いたばかりなのに、それが、まるでゴジラの映画のごとく高層ビルに突っ込むなんて!映像を見るたびに、状況を伝えるニュースを聞くたびに、そして、あの場面に遭遇した人々の立場を想像するたびに、今も寒気がする。自分がふっとあの場面に入っていってしまう。そして上滑りながら同じ体験を想像の中でしてしまう。震えが止まらない。すべてから目を伏せたい気持ちもあるが、ふさげど入ってくる情報をとめることはできない。今はただ、受け止めるしかないのだろうか。

2001.09.12 Wed  弾け飛ぶ

正午あたりを中心に大暴れした台風は過ぎ去り、茜広がる空を仰ぎながらの帰り道。やたら光るものが目に付く。羽田発着の飛行機だ。夕刻のラッシュアワーに差し掛かる時間ではあったが、その数あまりに多すぎる。微妙に高度をずらしながらも同じ空に入っていく機体。一機、二機、三機・・・足止めされていたのが一気に吹き出したのだろうか。空を守る管制のご苦労がしのばれる。

2001.09.11 Tue  雨の匂い

じめーっとした湿気は好きじゃないけれど、立ち込める雨の匂いは体の奥の遠い記憶が呼び起こされるような感じがして心地よく、いつまでもこの匂いに包まれていたくなる。台風が接近中で優雅なことを言っている場合ではないが、水に還る我を感じるこのごろである。

2001.09.10 Mon  ジリリリン、ジリリリン

ケータイの着信音に異変あり。電車の中で、街の中で、このジリリリンが大はやり。この手の音=固定電話と思っていた世代にはびくっとされた方も居るだろう。実はこの現象、とあるドラマである俳優がこの音を着信音に使っていたことから端を発している。デジタルのキンキンキャンキャンとした音に食傷気味の耳には同じデジタル音でもなんだかレトロチックで懐かしい感じがいい。もっとも自分の着信音はというと、普段マナーモードにしっぱなしでこういうことを楽しむ機会はなかなかないのが実情。

2001.09.09 Sun  共有

モノを他人と共有することはとても面白くとても難しい。思いがずれたり利害関係が発生したりで大変なことはいくつもある。けれど、そうやって人との接し方を学び合っていくのが人間。いつかどこかで分かり合えるかもしれない、そんな幸せを期待しながら、また明日も困難にぶつかっていく。この醍醐味、一人では決して味わえない。

2001.09.08 Sat  ネットで見たいもの

以前「ネット混雑」というタイトルで、「台風情報をネットで見ている人はどのくらいいるのだろうか?興味あり」といったことを書いたが、こんな統計があった。あのときの台風で、ネットにアクセスできるビジネスマンの約半数が台風情報のページにアクセスしたらしい。でもって、不満もつらつら。なかなか目的のページにつながらない、ページの内容が最新になっていない(それじゃネットで見た意味がない!)等々。誰しもネットに期待するものは同じようだ。

2001.09.07 Fri  一気

いきなり長袖の季節が到来。九月いっぱいはそれなりに暑さが残る例年とはだいぶ様子が違う。感傷に浸る間もなく一気に冬まで行ってしまいそうな予感。風邪等ひかないよう気をつけよう。

2001.09.06 Thu  眠りの吸引力

座る。目を閉じる。体がどんどん下がっていく。力が抜けてゆく。ノイズが遠ざかる。う~ん、いい気持ち!ただし、次の次は降車駅、というときに限って起こるこの現象。ああ、ここからがいいところなのに・・・。眠りの吸引力に逆らって重たい体を起こす毎日、帰りの通勤電車にて。

2001.09.05 Wed  一方的なのはもうたくさん!

ブロードバンド時代になったら?というテーマがいたるところ花盛り。でも、これって映像や音楽の出し側の話ばかりで、テレビでいうところの視聴者っていう視点がちっとも入っていない。そもそも、わたし出し側あなた受け止め側、なんて勝手に定義されているところに問題がある。インターネットってそもそも双方向コミュニケーションが原点じゃなかったかな?単に即時アンケートやら投票やらWebショッピングで擬似双方向やってるぞーとかいってお茶を濁すのはもうやめてくれないかなぁ。これから、わたし的には「コミュニケーション・リッチ」がキーワードです。

2001.09.04 Tue  人間が完成するとき

間もなく4歳になる我が子を見るたびに、人間ってどんどん完成していくんだなぁと思う。泣いてわめいて人手を借りなければ自分のことなど何一つできない赤ん坊で生まれ、ひとつひとつ自分でできることを増やし、自分で考えることができるようになってゆく。今では、生きるための最低限の身の回りのことはほぼ一人でできるようになった。一体自分にできることはどこまでなのか、試行錯誤しながらも着実に完成してゆく子。果たしてこんなプロセスはいくつまで続くのだろうか。我々30代もまだまだ未完。おじいちゃん、おばあちゃんになって、壊れてゆく部分もたくさんあるだろうけど、生きている以上未完の部分はきっとある。多分死ぬまで人間って完成しないんだろうなぁ。

2001.09.03 Mon  泣くのはやっぱり恥ずかしい

何年ぶりだろう、劇場で映画を観たのは。子供にせがまれてポケモンの映画を近くのシネコンに出かけた。たかが子供映画と笑うなかれ。確かに筋書きはああなってこうなって・・・と大人なら(子供でも?)ほとんど読める。けれど、やはりお涙頂戴シーンにはぐぐっと来てしまう。周囲の子供に悟られないようにしながらもそっと涙をぬぐう。見渡せば大人も子供も泣いている。けれど、暗がりとはいえ、そんな姿を見られるのはとても恥ずかしい。家に帰ってからその話をうちのにしたら、たかが子供映画で泣いてどうする?!と呆れられてしまった。で、肝心の子供にきくと・・・とても泣きたくなったけど、ぐっと我慢したもん!!!

2001.09.02 Sun  見つからないでほしい、と思いつつ

知った名前は見たくない、と思いつつ、場所柄ひょっとして誰か知っている人が居るかもと思い、つい確認してしまう・・・昨夜の新宿爆発火災で多くの死傷者が出たとの報道。その店をよく知っているわけではないが、もしや、という悪い予感が何度も何度も頭をよぎる。今のところ、まだ身元がわからない方が若干名おられるそうだ。最後の一人が判明するまでこの不安は続く。ともあれ亡くなられた方のご冥福を祈るしかない。

2001.09.01 Sat  京言葉

なにしてはりますねん?どないしたらよろしおっしゃろう?そんなんいわはりましてもなぁ・・・仕事でこんな言葉を使うのは久しぶりだ。ネイティブのはずなのに、なぜかドキドキしてしまった一場面。

8月

2001.08.31 Fri  浮気ごころ

たとえばいつも使っているリップスティック。次はちょっと色を変えてみようかなぁ、ブランドを変えてみようかなぁ・・・これがいわゆる浮気ごころ。ふらふらっと買いに出てちょっと使ってみて、あ~あ、やっぱりいつものがいいや!・・・これが本命帰りもしくは本命戻り。人・モノ・コト等何でもそうだが、何にでもそこそこ本命というものがあり、時には浮気ごころを起こし、それが時には本気に化けることもある。自分の本命と揺れ幅を客観的に見直してみるとなかなかおもしろい。

2001.08.30 Thu  寿命

日本人の寿命は延びる一方だ。今や女性約85歳、男性約80歳。本来長寿は祝うべきことだが、個人的には、かなり複雑な思いをもっている。元気で永らえるならいいけど、そうでなかったとしたら・・・。自分の生きる長さを自分で調節することができればいいのになぁ。

2001.08.29 Wed  雨音

そうなまやさしいものではなかった。これでもか、これでもか、ガツンガツンと頭をどつく。やめてくれ!と心で叫んだところで敵は手を抜かない。ひどい夜だった、酔いのまわった頭には。

2001.08.28 Tue  ひと雨、ふた雨

あたりが急に暗くなる。ざざっとくる。まるでスコール。しばらく待つ。すっと止む。あたりが妙にしろっぽくなる。こんな降り方に出くわす昨日今日。ひと雨、ふた雨・・・10数えた頃にはすっかり秋に様変わりしそうでこわい。

2001.08.27 Mon  心の強さと弱さなら

SMAPの稲垣吾郎さん逮捕・釈放後の記者会見での本人コメントに「心の弱さがあった」という言葉があった。さっと聞き流せば「心の弱さ」ってとてもきれいな言葉だ。新聞一面の活字になってもきれいだ。しかしこれって何を言っているのだろう?何を伝えているのだろう?人間誰だって心の強い部分、弱い部分を持っている。それを釈明に使ってどうする?ファンの共感を得るとでも思っているのだろうか?あえていうなら、「心の弱さ」ではなく「心の甘え」であろう。決して嫌いなタレントではないだけに、少しがっかりした。

2001.08.26 Sun  はかないもの

あっという間だよね。あっという間だからこそきれいなんだよね。あっという間だからこそまだ次がほしくなるんだよね。あっという間がいっぱい続くとむしょうにむなしくなってくるんだよね。あっという間になれるってこわいよね。・・・夏の花火のお話でした。

2001.08.25 Sat  何回切れずにたどれるか?

何もしりとりをしよう、ということではない。ネットでの調べモノにおける行動パターンの話である。メーリングリストやいつも見るホームページでちょっと興味ある記事を見つけてそのURLをクリック。すると、関連する記事や関連する項目、時系列の前後記事やインデックスが目に付く。そのうちの一つをクリック。まだ関連するものに興味が湧いて・・・と、この繰り返しがどこまで続くか、というのが今日のトピックス。気になったのをちょこっとクリッピングしておいて後でまとめてみる、とはなかなかいかないのがネットサーフィン。その場その場でついつい見てしまう。逆の立場から言うと、いかに読者の興味を、断つことなく継続させ膨らませていくか。情報提供側の力量とセンスが問われる。

2001.08.24 Fri  耳をふせたくなるときもあるけれど

今、ネットで聞ける音楽がおもしろい。個人のもの、インディーズもの、メジャーを問わず、いろんなものがネットに溢れており、聞きたければいくらでも聞ける時代になった。CDで発売するメジャーなものも、まずは30秒程度ネットで試聴し気に入れば買う、というのがひとつの流れになってきた。買うときの選択肢として、たとえばCDがあったり有料配信がある。お耳汚しものも多数あるが、あちこちうろちょろしてお気に入りのひとつを見つけるのも最近の楽しみである。

2001.08.23 Thu  PCいれかえ

家で主に使うPCをいれかえた。実は調達自身はずっと以前に終わっていたのだが、種々再インストールやらデータ移行の手間を考えるといつも作業は後回し、前PCのディスク容量がレッドゾーンに入ったこともあり、夏休み最後の一日を利用してかなり強引にいれかえた。実はまだ全部作動確認が終わっているわけではない。とりあえずメールとHP作成・参照、Officeの一通り、それにプリンタが使えれば当面はしのげる、と踏んでいる。これを機会にお蔵入りするものも多数ありそうだ。ふと「捨てる!技術」が頭をよぎったが、さて・・・。

2001.08.22 Wed  素敵な街と港がこんなに近くで

東京ディズニーシーのプレビューに行く機会に恵まれた。前評判どおりの楽しいアトラクションに加え、ほとんど気づかれることもないであろう細部までこだわったつくりは、さ・す・が!でも、私が一番気に入ったのは、夜の帳が下りたメディテレーニアンハーバー。アトラクションのひとつ、フォートレス・エクスプロレーション要塞の高いところから見下ろすと、自分が地中海の町に吸い込まれていくようで、ずっと見とれていたくなるほどの素晴らしい街並み、そして港だった。台風が接近し風雨吹き荒れる中ではあったが、とてもいい時間を過ごすことができた。

2001.08.21 Tue  ネット混雑

台風が日本を縦断しそうだ、ということでネットで台風情報を見ようとしたら、案の定そのページにはなかなかつながらない。これは、ホームページによる天気予報やこういったある程度リアルタイム性を要求するニュースについては、誰もがこれを当てにし始めている証拠だと思う。いい時代になったと思う反面、一体どれだけの人がアクセスしているのか、またアクセスを試みているのか、情報提供側としては、どれぐらいを想定しているのか、とても知りたくなった。

2001.08.20 Mon  リアルにかえる

メールだけのお付き合い、というのが一時はやっていたが、このところちょっと異変があるらしい。人との関係で深入りするのは避けたいけど、ちょっとリアルなスリルを味わいたい、ただし後腐れなくその場限りで、というのがその傾向である。リスクを避けられるのならリアルに勝るものはない、というのが本音だろうか。そういえば、音楽の世界でも、ネット配信やバーチャルアイドルがステータスを作ってきたものの、そういったものに出くわしのめりこめばのめりこむほど、実物を見たい、生の声を聴きたい、という反動が強く出るのだそうだ。人間がいかに人間に触れ合うか。原点に戻る波がきているのかもしれない。

2001.08.19 Sun  日本は広い

約1週間の帰省(京都と兵庫)を終え、東京に戻ってきた。向こうでは夏の最後の(?)あがきに遭い、ああこれが夏だと思い知らされたが、こちらに戻ってきて、肌寒いぐらいの夜風にすっかり夏が往ってしまったことを身をもって感じた。この差、ざっと500kmである。高速道路を使って帰ってきたが、その間、空の模様がどんどん移り変わるのを目の当たりにした。本州の真中当たりを動いたに過ぎないのに、日本はなんて広いんだろう、と改めて実感。

2001.08.18 Sat  ハイテンション

眠たい、疲れたから休みたい、といった強い生理的欲求のぎりぎり一歩手前で、人はとんでもなくハイテンションになることがある。饒舌になったりあたまが異常回転したり声が極度に上ずったり・・・。そしてある限界に達したときパタッ。この特性、日常生活には少々やっかいだが、何かに使えはしないだろうか。

2001.08.17 Fri  虫の声

昼間はまだ体温あたりまで暑くなり夜も蒸しているのだが、昨夜一斉に虫たちが大合唱を始めた。こおろぎ、すずむし、まつむし・・・彼らは季節の微妙な変化を一番に知らせてくれているようだ。体調崩さないよう用心。

2001.08.16 Thu  すぐそこの花火

偶然にも目の前で打ち上げ花火を見ることができた。大音響と真上の大花、そして舞い下りる灰。子供はややおびえつつもその迫力に見とれていた。もちろん大人は大満足。

2001.08.15 Wed  じりじりむしむしじわじわむかむか

これが京都の夏である。三方を山に囲まれた盆地ならではの暑さというか熱さと言うべきか。ここで生まれ育った私にとってはこれが尺度になり東京や他の土地をさほど苦にすることなくすんなり肌で感じている。ひぐらしがすでにけたたましく鳴いていて、夏も終盤戦に差し掛かったようだ。もう一息である。

2001.08.14 Tue  肩身の狭い幽霊

この夏は実話の方がはるかに怖い。一方でお化け屋敷はさっぱりらしい。子供には何をどう教えればいいのか。頭を抱える日々が続く。

2001.08.13 Mon  20年

年月はある意味正直だと思う。20年ぶりに中学の同窓会に参加し、過ぎた時間をすっぽりワープできた部分がある反面、個々に過ごした戻れない年月の長さをひしひしと感じた。ある時代を共有した友と次の再会を約束し、その日までまた必死に生きて行こうと誓う、そんな自分がなんだかいじらしい。

2001.08.12 Sun  鳩はずっしり

パンの耳を抱えて鳩の居るお宮さんへ行った。人を見るやいなや鳩が集団でやってくる。耳をちぎって手のひらを差し向けると、勇気ある鳩が堂々と手乗りしてついばむ。ずしりとした鳩の重さを初体験した夏の1ページ。

2001.08.11 Sat  居住空間

まるで車のコマーシャルのようで恐縮だが、この7月に乗り換えた車、newステップワゴンは、まるでお座敷列車である。3列余裕のシートもさることながら、2列目・3列目をフルフラットにして、ドライブ中も運転者以外は後ろでゴロゴロ・・・これがなかいい感じ。本当は8人も乗れるのだが、3人なら、1列目もフラットにして簡易宿泊もできそう。大きいものになれてしまうと二度と戻れないだろうなぁという懸念もあるけど、うちの家族は当面これで快適居住空間を満喫することだろう。

2001.08.10 Fri  エモーショナル・マーケティング

要は感情に訴えるマーケティングのことである。どうもこれからの流行文句のようだが、私はこれを五感+αに訴えるもの、びびっとくるもの、という捉え方をしている。ぐらっとくるもの、という言い方も当たっている。あ、やられた・・・と後で気づいても、それが後悔には結びつかず思わずニヤリとしてしまう。一回きりに終わらず中毒を引き起こすことができればマーケターとしては完璧である。ひところ流行った「癒し」もこの類に入るだろう。How attractive you are? これって、何を隠そう、ひとめぼれの恋が継続する愛に変わってゆく、人間の恋愛と同じことが言えるのではなかろうか?

2001.08.09 Thu  想像が広がる

今日の一句を毎日掲載していると、よくコメントや感想をいただく。とてもありがたい。「こういうの好きです」とか「心にズキッときました」、「情景が目に浮かぶようです」、「これってxxという意味ですか?」、「辛い体験をされたのですね」、「体調大丈夫ですか?」etc、こういったところから、限られた文字数で表現し伝えることの難しさと楽しさを日々確かめている。読んでくださった相手の方の中で一句がどこまで広がったか?受け止める人によって”揺れ幅”は相当あると思うが、それがまた一句の面白さだと感じている。

2001.08.08 Wed  夢を見るとは?

死んだおおばあちゃんとはどこで会えるの?と三歳の子にきかれ、会いたいと思っていれば夢で会えるよ、と言うと、夢なんかみたことないよ、とつれない返事。そうか、夢を見ることから説明しなきゃいけなかったんだ。

2001.08.07 Tue  「あなた」と「きみ」

例えば今話している、そこそこ親しい相手のことを、「あなた」と呼ぶか「きみ」と呼ぶか?「きみ」と言うと何だか軽い。「あなた」と呼ぶと演歌の匂い。「あんた」だとなれなれしいし(関西ではOKだと思う)、「そちらさま」だと妙に他人行儀。ほどほどの言葉ってないのだろうか?やっぱり名前できちんと呼ばれるのが一番だろうか?呼ばれる立場に立ち返ってもう一度考えてみたい。

2001.08.06 Mon  口火

重たい沈黙が流れだしたとき、あなたはそれを打開できるだろうか。下手なことを言えば取り返しのつかない状況になりかねない。いかに効果的な口火を切るか。日々修業である。

2001.08.05 Sun  くさがんむりが3+4

今私の足には、くさがんむり(草冠)が3+4=7個ある。だいぶうすくなってきたけど、まだまだ生足で見るとグロテスク。これ実は7月中旬に受けた手術の跡。1cmほど切って2針縫う、というのを左右のふくらはぎに施したもので、下肢静脈瘤により足の調子が悪く、日帰り手術ができるということで思い切って受けた次第。おかげでこの夏大好きなプールや海は諦めなければならなかったけど、痛くて重くてしょっちゅうつる足を引きずっているよりはましだと言い聞かせての決断だった。しばらくは厚手のストッキングを常用する必要があり、汗とかゆみとの戦いではあるが、調子は良好、少し足が軽くなったようだ。くさがんむりが消える頃にはすっきりさわやかな風が吹いているだろうか。

2001.08.04 Sat  立ち止まる勇気

止まれば倒れる自転車のペダル、ただひたすら踏んできた。時には追い風に助けられ、時には逆風に泣かされながら、上り坂、下り坂をいくつも駆け抜けてきた。止まったら死ぬ、そんな恐怖感もあいまって、今まで生き続けて来たような気がする。でも、止まってもちゃんと足を地に着ければ倒れないではないか?そんな当たり前のことにふと気がついた今日。今まで走り抜けてきた道を一度振り返ってもいいんじゃないか?360度眺めてみてもいいんじゃないか?そしてまた走り出せばいいじゃないか。抜きたいやつには抜かせてやればいい。誰に合わせる義務も理由もない。私は私の立ち止まる勇気を持てばいい。

2001.08.03 Fri  今一番ほしいもの

飢え感が欠乏している。すっごくほしいものが見当たらない。子供の頃は、あれがほしい、これがほしい、と思いをめぐらしては、どうやったら手に入るかを一生懸命考えていたような気がする。もちろん大の大人となった今でも、衣食住の一つ一つがもっともっと豊かになればそれはそれでうれしい。けれど、どうしてもこれだけは、という一品がどうしても見つからない。多分、モノはそれなりに満たされて、もうそれぐらいでいいのだと思う。世の中一般的には、心の時代、感動がほしいんだ、などと叫ばれている。でも、私が今一番ほしいもの、それは、自分の自由になるまとまった時間・・・これこそが究極の贅沢。

2001.08.02 Thu  雨の匂い

ちょっぴり生臭くって、生き物の存在を感じる匂い。雨の匂いが好きだ。雨が降る直前、鼻の前に広がるこの匂いで、私はいつも雨を感じる。時にそれは私に駆け足を強いたり、傘の購入を促す。通勤時の雨は確かにやっかいだが、我々は雨なしでは生きられない。ああ、今日もひと雨来るなぁ・・・と思いきや、涼風に一蹴されてしまった模様。空の覇権争いも熾烈なようだ。

2001.08.01 Wed  今日のご飯、明日のご飯、あさってのご飯

今日のご飯をどうやって手に入れよう?幸いにして、日本ではそういう悩みに陥ることは少ない。今日のご飯ぐらいは何とかなる。さて明日のご飯はどうしよう?まあ、今日までのストックがあるから何とかなりそう。じゃ、あさっては?その後は?ことビジネスでこれを考えるのが今の私のメインの仕事である。ご飯を手に入れるために何をどうすればいいのか?それに対するリスクは?種まきは?育て方は?フォローの風はどうやって吹かす?同じことを考える人がでてきたらどうする?守りは、攻めは?考えるべきことは山のようにあり、それぞれの比重をマルチ天秤にかけなければならない。こういった仕事を苦痛と思うか楽しいと思うか・・・私はもちろん後者である。

7月

2001/07/31 Tue  ちぐはぐ

参議院選挙が終わった。開票は延々翌日の昼前までかかってようやく終わった。これに携わった方々、本当にお疲れさまでした。それにしても、「わかりやすい選挙を」の声もむなしく、選挙制度はますますややこしくなり、運営する側の手間ひまも増える一方。何だかおかしい。これはほんの一例だが、この世の中にちぐはぐなことはたくさんある。これからは、おかしいことはおかしいとはっきり言う時代。こういった小さな声も数集まれば、改善や改革、解体から再生を促す手がかりとなり時に起爆剤になる・・・そう信じて止まない。

2001/07/30 Mon  本日、千早都の日記を開設しました

今日の一句とは違った角度から、文字、言葉、文章を綴ることができたら、と思っています。